嘉悦孝子伝

 ─明治・大正・昭和三代を生きた女流教育家─  嘉悦康人著

目次

大鵬となるや果して鷹一羽

鷹から孝に

広取塾の毛虫っ娘

孝は百行の基なり

政治家の父と娘と

夢の東京たい

良き師、良き友

ここに知己ありて

教師の端くればい

女ごん先生ふるさとへ

氏房、代議士となる

ふたたび東都に

成女学校と孝と

私立女子商業設立

“怒るな働け”たい

「貸間にでもしたら」

“どぎゃんすればよかね”

花の日会

“ゴバチャン”と信仰

大正から昭和へ

教壇生活五十年

敗れたる祖国と共に